本物の占いとは、命・卜・相の整合性を備えた占術理論から成り立つ!―占いの理論的迷路を避けて王道を歩むためのガイド[2]
当たる占いと当たらない占いの違いとは?占いの結果が、四柱推命と西洋占星術で異なったり、同じ四柱推命であっても流派によって異なったりすることは少なくありません。しかし、占術の種類によって、あるいは同じ占術であっても流派によって占いの結果に違いができるというのは可笑しな話です。さらに、違った占い結果を出してしまう占術や流派が、淘汰と乱立を続けながらも共存できているというのも、占いという業界の不思議なところです。

このように、さまざまな占術や占いの流派が共存できている理由としては、それぞれの占術にも、そしてそれぞれの流派にも、決定的な優位さを備えた理論が無いということの証明でもあるのです。それなりに当たってはいるけど、当たっていないこともあるという、スッキリとしない不透明なところが、占いという運命学が学問として認知されない由縁でもあるのです。

そのような状況にもかかわらず、「正統な占い」だとか、「占いの帝王(帝旺)」だとか、あるいは「占いは統計学!」だとかの装飾をして格付けを行っても、空々しい印象しか感じない人のほうが多いというのが当然なのです。「正統」だの、「帝王(帝旺)」だの、「統計学」だのといったキャッチフレーズよりも、占った結果に納得できる本物の占いを求めるのが、占いを求める人の自然な心情であり、ニーズだといえます。

それでは、占った結果に納得できる本物の占いとは何か?・・・・・・ということを提示しながら、占いを学ぶ方法についても、このページで解説します。
「命」と「相」との間で整合性を備えた占術理論で成り立つ占いだけが、本物の占いと言える!「命(めい)」・「相(そう)」との間に整合性を備えた占いとは、以下に述べるような占いです。

占いによって予測できる結果が、事実と一致するものが正しい占いであるとすると、事実と一致しないものは正しくない占いだということになります。

正しくないは占いというのは、まったく当たらない占いということではなく、当たることもあれば当たらないこともあるという占いです。

正しい占いというのは、結果が当たるとか当たらないとかだけではなく、結果に至るプロセス(過程)までもが見通せている占いなのです。

そして、正しい占いというのが「命」に属する占いであったとすると、その結果に一致する占いが、同じ「命」に属する別の占術だけでなく、「相」に属する占いの中にも存在するのです。

表現を変えると、正しい理論に基づく四柱推命は、正しい理論に基づく西洋占星術と同じ占い結果を導き出すのです。さらに、それだけではなく、その結果との共通点を持つ手相や人相という正しい「相術」が存在するのです。

「命」は生まれた年月日時を基にうらなうものであり、「相」は、手や顔の特徴と状態を観察して占うもので、それぞれにスタイルの違うものです。そして、占術スタイルの違いを超えて、「命術」で占った結果にも、「相術」で占った結果にも、共通性と整合性を持った結果を導き出せることが本物の占いである裏付けであり、正統な占いの証明となるのです。

このように、本物の占いで得られた答えは、事実や実際の結果と大きく食い違うことが無く、「命」と「相」との間に整合性を備えているのです。そして、、「命」と「相」との間に整合性を備えている占いだけが、「卜(ぼく)」との間にも整合性を生み出すことができるのです。それでは、「命」と「相」との間に整合性を備えている「卜」とは、どのようなものなのか?・・・・・・ということについて、引き続き解説いたします。
「卜」による占い、「卜術」とは?―偶然から必然的な答えを導き出す占い! 「命(めい)」・「相(そう)」・「卜(ぼく)」という三つの占術カテゴリーの中で、「卜・卜術」に属する占術の代表的なものといえば、78名のカードを使って占うタロットと、50本の筮竹(ぜいちく)もしくはサイコロを使って占う易でしょう。そして、「当たるも八卦当たらぬも八卦」という言葉に登場する八卦こそが易による占いであることは、ご存知の方も多いと思います。

さて、易の起源は、紀元前3000年以前の中国伝説時代の初代皇帝である「伏羲(ふっき・ふくき)」が八卦を創り、殷の時代に周の文王(ぶんおう)と周時代の周王(しゅうおう)父子によって卦辞(かじ)と爻辞(こうじ)が記され、孔子が「伝・易伝」か加えられて現代に伝わるとされています。易の歴史は、実に5000年以上に亘って続いていることになります。

一方のタロットは、エジプトやインドやユダヤなどを起源とする説がありますが、タロットカードそのものの歴史は、15世紀の前半頃に存在したことが明らかになっています。易とタロットの起源や古さの差ははともかく、現代に伝えられているのには、占いとしての信頼性が受け入れられているからでしょう。それは、誰が占っても当たるということではなく、信頼できる易やタロットによる占いが存在するという意味での信頼性です。

タロットは、全部で78枚あるカードの中から一定数のカードを選んで展開し、選び出されたカードの位置関係と組み合わせから読みとった情報を占いの結果とします。易は上卦8種類と下卦8種類を組み合わせた64卦をベースにして、さらに6種類の爻を絡め合わせて解釈する占いです。このようなシンプルさから、易やタロットを使う占い師は数多く存在します。特にタロットカードは、ウエイト版やマルセイユ版を始めとして幾つかのバリエーション(デッキ)があることと、ビジュアル的な美しさや霊的な暗示を与えることからニーズの高い占いとなって、それに伴ってタロットを使う占い師の数も多くなっています。

しかし、タロットも易も、占い方というシステム面でのシンプルさの裏側に、それが意味することは多岐に別れていて極めて難解なものなのです。タロットや易の占い結果が意味する内容を正確かつ適切に読み取るためには、欠かすことのできないファクター(因子・要因)が幾つかあるのです。これを言い換えると、タロットや易を使った占いの結果が、偶然ではなく必然の結果として確信させるためのファクター(因子・要因)なのです。

その説明として、タロットカードの「0・愚者」を例にとってみましょう。「0・愚者」の持つ意味は、正位置と逆位置で、それぞれに次のような意味を持ちます。
【正位置】・・・・・・自由、型にはまらない、天才、始まり、無知、好奇心、冒険、旅立ち、流浪、ゼロからの出発、ユニーク、その他。
【逆位置】・・・・・・軽率、ワガママ、落ちこぼれ、沈滞、不安定、無秩序、思慮不足、中途半端、気分のムラ、衝動的、その他。
・・・・・・というように、一枚のカードでも抽象的で色々な意味を持ちます。このような抽象的で多様な意味を持つカードが総数で78枚あり、その中から選び出されたカードの意味するものを読み取って結果を出すことで占いという作業が完了します。

78枚のカードから抽出されたカードの正位置と逆位置が持つ、抽象的で多様な意味の中から占いの結果となるものを特定するという作業は、キーワードとなる一つの言葉を偶然の中から選び出すことでもあります。そして、一つの言葉を、多種多様なのキーワードの中から選び出すというのは、偶然の結果でもあるとも言えるわけです。しかし、占いという作業の中で選び出されたカードは、本来必然として選びだされたものであり、その必然性を読み取るところに占い師としての能力があるのです。

例えば、配偶者もしくは恋人がいる男性とめぐり合って恋愛に進みつつある場合に、彼の心を表すカードとして先ほどの「0・愚者」が正位置で出たとします。それを「冒険」、「好奇心」からの恋心と判断するか、もしくは「ゼロからの出発」で真剣な真情と判断するかは、占い師の判断に委ねられています。どちらの判断を取るかによって、相談者の将来が幸せになるか不幸になるかを左右することにもなります。

必然として選ばれた「0・愚者」のカードの意味を適切に判断するか、あるいは誤った判断によって必然を偶然に帰着させてしまうかで、相談者の将来に大きな影響を与えることにもなるのです。そして、偶然ではなく必然の答えとしての占い結果を導き出すためのファクター(因子・要因)を持つ占い師だけが、正確かつ適切に読み取ることができるのです。
「命(めい)」と「相(そう)」との間に整合性を備えた「卜(ぼく)」とは?―正統な占術理論から成り立つ本物の占いについて!タロットや易などの「卜・卜術」によって、偶然ではなく必然的な占い結果を導き出すためには、幾つかのファクター(因子・要因)があることを既述しました。その一つひとつをピックアップして説明することは「タロット講座」で行っていますので、ここではファクター(因子・要因)の概要と、重要なファクター(因子・要因)の一つである「命」と「相」との整合性について述べさせていただきます。

偶然ではなく必然的な占い結果を導き出すためのファクター(因子・要因)というのは、占う上で基本となる情報の量と質を意味するものです。物事を判断するためには、基本情報の多さと正確さが重要です。それは占いをする場合も同じで、正確な情報を多く得ることによって、より確かな判断が可能になるのです。

相談者とのヒアリングで得た情報は、多くの場合が相談者自身の持つ主観的な情報であり、当人の期待感や独断も含まれていますから、それを客観的な情報として把握しなおす必要があります。この主観的な情報を客観的な情報としてフィルタリングするために、「命」と「相」から得た情報が威力を発揮して、偶然ではなく必然的な占い結果を導き出すためのファクター(因子・要因)として役立つのです。

もちろん、「命」と「相」から得た情報が不正確なものであれば、タロットや易などの「卜術」によって得られる結果も不正確なものとなります。そして、不正確な結果であることを相談者に感じさせないテクニックとして、コールド・リーディングやバーナム効果を利用する占い師もいます。さらには、「命」と「相」以外の手段で、相談者の知らない所で得た情報を、ホット・リーディングとして利用する占い師も存在するようです。これらの占い師を全否定するつもりはありませんが、このようなテクニックを使わなくても、正しい占術理論に基づく本物で正統な「命術」と「相術」を用いることによって正確な情報を得ていれば、「卜術」によって得られる結果を読み誤ることも無いのです。 
占いに用いる占術理論が正いものであって、その使い方が適切であれば、「命」と「相」と「卜」との間に整合性が生まれ、それらが連動しあったり融合しあったりしながら、自ずと正しい判断へと導いて、より細密な判断をも可能にするのです。占いとは不透明なものを見通すことであり、不透明なものを濾過するためのフィルターとして用いるのが本物の占術なのです。

このように書いてしまうと、「命」と「相」と「卜」との間に整合性を備えた占いというものが難しく感じられるかもしれません。ただ、占術の基本理論というのは、実に簡潔で明瞭なものなのですが、時代の経過と共に幾多の流派が生まれたり滅んだりする中で、本来簡単であった占術理論に難解で蛇足的な理論を付け足して、占術理論そのものを不透明にしてしまったと言っても過言ではないでしょう。

このように複雑化して不透明になった占術理論を、机上の理論ではなく現実に即したものとして再構築することが重要であると私どもは考え、それに取り組んで参りました。そして、その成果の一つとしてルネッサンス占い学院を開設するに至ったのです。ルネッサンス占い学院の講座内容は、このホームページでも紹介しておりますが、より詳しく知りたいと思われる方は、占い館ルネッサンス(兵庫県姫路市)にお越しくださいませ。
このページの最終変更日 2008/09/04 15:47:01